精密検査 = 転移
ではありません
治療を決めるために、しこりの大きさや性質、広がりを確認する大切な検査です。
最初に知っておきたいこと
乳房の中で、必要以上に増える細胞ができる病気です。
多くは、しこりをきっかけに見つかります。しこりがあるからといって、広がり具合や治療内容まで分かるわけではありません。
これは日本の女性全体の統計で、本人のこれからを決める数字ではありません。「珍しいことではなく、検査や治療の仕組みが整っている病気の一つ」と知っておくための数字です。
いまは、治療を選ぶための情報を集める時間です。
しこりなどをきっかけに、乳がんかどうかを調べます。
大きさ・リンパ節・ほかの場所への広がり・がんの性質を確認します。
先生と、いまの状態と治療の選択肢を整理します。
状態・体調・本人の希望を合わせて、治療を選びます。
がんが、どこまで広がっているかを表す言葉です。
検査の結果を合わせて決まります。自分で症状から判断しないことが大切です。
がんの細胞が、元の場所から離れて別の場所で増えることです。
たとえば骨に転移した場合も、「骨のがんになった」のではなく、骨にできた乳がんとして治療します。痛みだけで転移とは決まりません。画像の検査などで確かめます。
乳がんでは、手術、放射線を当てる治療、薬による治療を、状態に合わせて組み合わせます。手術の前に薬でしこりを小さくすることもあります。
どの治療が必要かは、ステージ、がんの性質、体調、本人の希望を合わせて決めます。
がんを取り除く治療です。乳房を残す手術と、全体を切除する手術があります。
目に見えないがん細胞を抑えるために、手術後などに行うことがあります。
飲み薬、点滴、注射など。がんの性質に合う薬を選びます。
はい。がんの性質に合わせて、
治療を選べるようになってきました。
乳がんは多くの研究と治療経験が積み重ねられてきた病気です。ホルモンの働きを利用する薬、がん細胞の目印を狙う薬、抗がん剤、場合によっては免疫の力を利用する薬などから、その人に合う方法を考えます。
「乳がん」と一言でいっても、性質はさまざま。検査は、合う治療を見つけるためにも行います。
検査結果を待つ間にできること
医師から特別な指示がなく、強い症状がなければ、普段どおりの生活でかまいません。
生検などを受けた後は、運動・入浴・仕事について病院の指示を優先します。
希望があれば、家族や友人に付き添ってもらい、メモを取ると整理しやすくなります。
予約を待たず相談する目安:急に強くなる痛み、強い息苦しさ、胸の痛み、急な手足のしびれや力が入りにくいとき。
病院でそのまま使える
全部を一度に聞く必要はありません。まずは「いまどういう状態か」と「次に何が分かるか」を聞ければ十分です。チェックはこの端末に保存されます。
覚えておきたいこと
「乳がんである」と分かったことと、「どこまで広がっているか」は別の話です。分からない言葉は、そのまま先生に聞いて大丈夫です。
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